竣 工:1929(昭和4)年 発注者:三井銀行 設計者:トロウブリッジ&リビングストン社 施工者:(元請)ジェームス・スチュアート社 / (下請)清水組 所在地:東京府東京市日本橋区(現 中央区) 備 考:国・重要文化財【1998(平成10)年12月25日指定】
竣 工:1929(昭和4)年 発注者:三井銀行 設計者:トロウブリッジ&リビングストン社 施工者:(元請)ジェームス・スチュアート社 / (下請)清水組 所在地:東京府東京市日本橋区(現 中央区) 備 考:国・重要文化財【1998(平成10)年12月25日指定】
江戸期から一大商業地として栄えた日本橋に圧倒的な存在感を放つ三井本館は、昭和初期の近代銀行建築の様相を今に伝える貴重な名建築である。 三井本館の歴史は為替バンク三井組(1874年)に始まり、次いで建設された旧三井本館(1902年)は関東大震災で被災した。震害は軽微であったが、震災復興の象徴として三井がその威信をかけ新築したのが現在の三井本館である。設計にあたっては大震災にも耐えられるよう通常の2倍強の鉄骨を用い、米国式機械化工法も導入された。 アメリカの建設会社による合理的な施工管理手法による複数工事の同時進行と現場員の大量動員は工期の大幅短縮を実現し、その最先端の施工法は、日本の建築生産の近代化に一石を投じることとなる。