帝国議会議事堂 (現 国会議事堂)

帝国議会議事堂 (現 国会議事堂)

竣 工:1936(昭和11)年  発注者:大蔵省 設計者:大蔵省営繕管財局(矢橋賢吉、大熊喜邦、吉武東里、佐野利器(構造)他) 施工者:直営工事(分割発注)、請負工事(分割発注) 所在地:東京府東京市麹町区(現 千代田区)

1890(明治23)年、第1回帝国議会が仮議事堂で開催された。爾来46年を経て、遂に完成した不燃の議事堂が、本建物である。その間、仮議事堂は火災で二度焼失し、三次にわたる木造仮議事堂が建設された。明治期の妻木頼黄による世界の議事堂研究や大正期の建築設計競技を経て、多くの建築家により設計作業が継承されて1920(大正9)年に起工。さらに工期も、関東大震災を挟み16年を費やした、我が国の近代化の歩みを象徴するモニュメントである。直営工事、請負工事ともに多くの業者に分割発注されて、当時我が国の建設業、製造業の技術の粋が集められた。清水組は中央玄関、広間の天井、衆議院議場内部造作などを請負い、最高の用材で最高の仕事をするというものづくりの苦闘が、当社内に伝えられている。