竣 工:1925(大正14)年 発注者:東京帝国大学 設計者:東京帝国大学(内田祥三、岸田日出刀) 施工者:清水組 所在地:東京府東京市本郷区(現 文京区) 備 考:国指定登録有形文化財【1996(平成8)年12月20日登録】
竣 工:1925(大正14)年 発注者:東京帝国大学 設計者:東京帝国大学(内田祥三、岸田日出刀) 施工者:清水組 所在地:東京府東京市本郷区(現 文京区) 備 考:国指定登録有形文化財【1996(平成8)年12月20日登録】
東京大学は複数の高等教育機関を統合して1877(明治10)年に創立され、1886(明治19)年の「帝国大学令」により工部大学校を統合して帝国大学に改組された。大正期に入り大学全体で共用できる大講堂と天皇行幸の便殿が無いことを知った実業家 安田善次郎による寄付を受け、大講堂建築委員会および実行部が設置された。 着工後の基礎工事中に関東大震災で被災したが、構造を強化して工事が完遂された。 当社はこの他にも1892(明治25)年竣工の図書館をはじめ、戦前だけで当大学の13棟以上の施工を手掛けている。大講堂は時を経て1996(平成8)年に国登録有形文化財第1号に登録され、2014(平成26)年には耐震改修と改変されていた意匠の創建時への復元が当社の手によって行われた。